一般的によく使うテフロン®加工のフライパンは便利ですが、体に有害なデメリットがある点が気になります。
かといって鉄フライパンもお手入れが大変なイメージ。
そんな私ですが、鉄フライパンの中でもお手入れが楽な『窒化鉄フライパン』と出会って、愛用しています。
それまでにいろいろ調べたそれぞれのフライパンのメリット・デメリットについてまとめましたので、悩まれている方はぜひご一読ください。
テフロン®加工フライパンのメリット・デメリット
テフロンというのは商品名で、実際はフッ素樹脂加工といいます。
現代では、家のフライパンはほとんどがテフロン®です✨
焦げにくく・洗いやすい特徴が有名です。
ただしこの便利なフライパン、間違った使い方をしていると「体に良くない」ことを知りました。
えっ!正しい使い方とかあるの❓
美味しいだけでなく、体によいものを食べようという当サイトの方針的にコレは見過ごすことができません。
では、どういうところを注意していけばよいのでしょうか?
テフロン®加工フライパンのメリット
フッ素樹脂加工とは金属の表面にフッ素樹脂をコーティングする加工のことです。
むき出しの金属ではなく、その上に「付着しにくく」「なめらかな」素材をくっつけるイメージです。
つるつるピカピカなのはこのおかげデス✨
フッ素樹脂はいろいろな種類があり、その中のひとつの商品がテフロン®です。
フッ素樹脂加工フライパンの代表的なメリットは以下の通りです。
- 錆びない
- 焦げ付かない
- 洗いやすい
- 軽い
手入れがしやすいというのが最も重要な特徴でしょう。
使ったことがある人ならわかると思いますが、ほんとに手入れが楽。
忙しい方に重用されるのも納得です。
テフロン®加工フライパンのデメリット
ではフッ素樹脂加工フライパンのデメリットはなんでしょうか。
- 高温で有毒物質が発生する
- 耐久年数が短い
- 実は、使用や手入れに気を遣う必要がある
まず最も大きなデメリットとしては体に有害な可能性がある点です。
フッ素樹脂の代表的なものにPTFE(ポリテトラフルオロエチレン)があります。
このPTFEは高温で分解ガスを発生し、人体に有害であることがわかっています。
温度の上がる調理器具なのに大丈夫❓
有害物質の出る「高温」が何度なのかは様々な説があります。
230℃~350℃くらいまで幅広い報告があるのです。
料理をする方ならわかっていただけると思いますが、フライパンの温度の230℃は割とすぐに到達します。
フッ素樹脂加工フライパンで調理中に、飼っていた鳥が死んでしまったという話は有名ですよね。
鳥は呼吸器系がヒトより繊細にできているからのようですが、ヒトにも影響があるのは間違いなさそうです。
小鳥はキッチンから離して飼いましょう🍀
また、フッ素樹脂加工は通常1~3年で効果がなくなってしまいます。
耐久年数が短く、こまめな買い替えが必要となります。
剥がれたフッ素樹脂って一体どこにいったの?
それを考えるだけでも恐ろしくなってきた💦
さらに上記のような有毒物質を発生させないように、またコーティングを剝がさないように使い方やお手入れに気を遣う必要があります。
高温や空焚きを避けて中火以下での使用、金属の調理器具を使わない、調理後すぐに冷やさないなど注意点が多いです。
安全に使うためには、実は気を付けなければいけない点が多いのです。
鉄フライパンのメリット・デメリット
フッ素樹脂加工フライパンは注意事項を守りながら使用する分には問題ありません。
しかしやはり有毒物質が気になってしまった私。
そこでフッ素樹脂加工フライパンをやめて、鉄フライパンに変えてみようと思いました。
鉄フライパンのメリットを見てみましょう。
- 有毒物質が出ない
- 非常に丈夫で長持ち
- 熱をよく保つため、一定の温度を維持できる
- 素早く熱を伝えるため、調理時間を短縮できる
- 火を通すだけでなく、オーブンやグリルなど様々な調理法に使用できる
なにより有毒物質を気にしなくていいのが大きなメリットですね。
またいいものに出会えば一生使えるという点も惹かれます。
次にデメリットを見ていきましょう。
- 焦げ付きやすい
- 使用後にしっかりと手入れをしないと錆びたり腐食したりする
- 重い
- 酸味のある食材だと味や見た目が変化する場合がある
メリットとデメリットを併せて見てみると、有毒物質は出ないけどお手入れがめんどくさそうな感じですね。
実は私、鉄フライパンへの移行に挫折した経験があるんです。
何年か前に鉄フライパンを使用してみたのですが、女の私にはズッシリ重く次第に使わなくなってしまいました。
そして、長期間収納しているうちに一部が錆びてしまったりという苦い経験をしております💦そしてしばらくテフロン®加工に逆戻り・・・
そんな私でも、扱える鉄フライパンに出会ってしまいました!!
窒化鉄フライパンのメリット・デメリット
私が今使用している鉄フライパンはコチラ👇
ビタクラフトのスーパー鉄フライパンです🍳✨
ふるさと納税でも貰えるよ♪
『鉄フライパン』の敷居が高く感じる方や、お手入れに自信が持てない方は小さめの鉄フライパンから初めてみることをお勧めします。
小さいもので慣れてから、大きめの鉄へとシフトしていくのがオススメです。
こちらの鉄フライパンは鉄の内部に窒素を浸透させて表面を硬化する『窒化加工』が施されています。
この『窒化鉄』が私たちが鉄フライパンの危惧している点をかなり払拭してくれるんです♪
窒化鉄フライパンのメリット
- 錆防止のための面倒なお手入れが不要
- 普通のフライパンと同様にこべり付きや焦げ付きを気にせずストレスなく使用できる
- そこまで重たさを感じない
- 耐久性が高く、使い込むほどに油が馴染んで扱いやすくなる
- IH調理器でも問題なく使用できる
- 洗剤いらずでタワシで洗うだけでOK
見た目もスタイリッシュでかっこいいです♪
初めて使用するときだけ、「油ならし」をしてあげれば良いだけです。
目玉焼きだって、外はカリカリ✨中は良い具合の半熟に🍳✨
こべりつくことなく、スルッとお皿に盛り付けれます♪
IH調理器でも、しっかり熱が回ってくれています🔥
お手入れは洗剤は使わず、タワシでこすり洗いするだけで良いのです。
万が一のちょっとした焦付きもスルッとタワシ洗いで落ちてくれます♪
私はいつも調理したらお湯でタワシ洗いしています。
ギトギトが残ることなくスッキリ洗えますよ♪
竹さららも良いですが、もう100均のタワシで十分です♪私はダイソーで買ったタワシを使っています。
調理中にフライパンを使って次のお料理する時でも、洗剤いらずでタワシでスルッと水洗いするだけで、次のお料理にそのフライパンを使用できるためとっても楽で時短につながっています🕰✨
また、ビタクラフトの店員さんには「卵焼き用のエッグパンからはじめられても良いですよ♪」と教えていただきました。
毎日お弁当で卵焼きを作る方などはコチラから始められても良いのかもしれません。
慣れてきたら大きいサイズも、鉄フライパンに変えていかれると良いと思います。
ふるさと納税の返礼品にもあるので、コチラでお試しされるのもオススメです✨
窒化加工は安全❓❓
窒化加工は鉄に窒素を浸透させる加工技術で、人体に害はありません🍀
窒化鉄フライパンのデメリット
では窒化鉄フライパンのデメリットを見てみましょう。
- 油ならしが不十分だと食材がくっつく
- テフロン®加工フライパンと比べると高価
- 強い衝撃が加わると表面にヒビが入る
上記でもお伝えしましたが、『油ならし』を忘れると食材がくっついてお手入れが大変なので注意してください。
またテフロン®加工フライパンと比べると高価です。
ただしテフロン®加工フライパンは耐久年数が1-3年なので定期的な買い替えが必要です。
鉄フライパンは上手に使えば一生モノなので、一生で考えるとそこまで高価とは思えません🎵
強い衝撃が加わるとヒビが入るそうですが、今まで普通に使用している範囲では問題なく使えています。
いろいろな方のレビューを見てもヒビが入ったり割れたりというのはほとんどないです。
こう見るとかなりデメリットは少ない方ですね。
まとめ
今回はテフロン®加工フライパンと鉄フライパン、窒化鉄フライパンについて考えてみました。
どれが絶対に良いということはもちろんなく、それぞれ一長一短があると思います。
ただし有毒物質が出る可能性のあるフッ素樹脂加工製品は、使う際に注意点をよく守る必要があります。
そんなこんなで今は私は鉄フライパン、中でも窒化鉄フライパンを気に入って使っています🎵
鉄フライパン導入に壁を感じていらっしゃる方でも窒化鉄のフライパンはとても使いやすいと思います。
お料理の仕上がりがとても良く、使い捨ての道具でもない。そして何より安心安全です。
これからは愛着のある道具を、いつまでも大事に使う生活にどんどんシフトしていきたいなと思っています。
有毒物質の出ない鉄フライパンを推します🍀
鉄フライパンを使うならバーミキュラフライパンがオススメ🎵記事はコチラ👇
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